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「愛の探求」そして、「魂をゆさぶるROCK」へ

自宅は簡単に
パワースポットになる。
自分で自分のご機嫌をとる。花を飾る第一歩はそんな感じです。植物で生活空間を愛で満たしていくのです。
同居する家族がいるひとは、家族にもその愛が拡がるのを感じるはずです。すると不思議なもので、あなたは家族からの愛をキャッチできるでしょう。
ひとつの家の中で生まれたプラスエネルギーは、やがて外部へと発動され、あなたとあなたを取り巻く良質なコミュニケーションの輪へと発展していく。大袈裟なようですが、植物や花にはそんな力があります。

バラ色の人生は、
自分自身の目的意識で創りあげていくもの
パリの恩師との出会いは私の人生を大きく変えました。彼女のアレンジはその哲学を感じさせ、見る者の心を揺さぶる力が漲っていました。花が導いたご縁。
アール・ド・ビーブル(生活をアートする)精神を持ったフランス人ならではの厳しい美への追及は徹底していました。彼女から学んだ事は、「何の為のフラワーアレンジメントなのか」ということ。
”目的とビジョンがなければ美しい作品は創り出せない。” 私は思います。バラ色の人生も、自分自身の目的意識で創り上げて行くのだって。

日本男子よ。
花を活用すべし
花を贈る相手の多くは女性だと思います。どんなに強く見える女性でも愛されている、大切にされているという証を欲しがるものです。
お花を贈ることは、いわゆる愛情を伝えるためだけのものではなく、感謝の気持ちを表現するひとつとして、あるいは相手の心をほぐすための気遣いとしても効果的です。奥様、お母様、恋人はもちろん。仕事でお世話になっている方などへのちょっとした感謝の気持ちを伝えるためにお花を活用してほしいと強く願っています。なぜなら、受け取ったひとの幸せな気持ちがわかるから。ほかのプレゼントには無い特別なものがお花にはあります。

感謝と愛が
世界にひとつのデザインを生む。
パリへの留学から始まり、かれこれ20年以上花と向き合ってきました。その中で今実感するのは、「感謝」というキーワードだったように思います。
植物(自然)への感謝、周りの人々への感謝。そしてひとから頂く感謝の気持ち。表面的なデザイン力やテクニックだけでは成長できなかったことを痛感しています。
自分を愛し、ひとを愛する心を花というもので磨いていく。花を活けるということは、大袈裟にいうと「愛の探求」なのではないかと思っています。世界にたったひとつのデザインは、愛から生まれるのではないでしょうか。
フラワーアーティスト熊谷珠樹

Profile
20年前、電光石火のごとく単身フランスへ留学し、国際コンクールでいきなり優勝。その後TAMAKI Art Floral の前身が生まれました。
当時まだ日本国内では珍しかったプリザーブドフラワーアレンジメントの第一人者として脚光を浴びますが、それにとどまらず、アーティストとして様々な作品を手掛け、独自のスタイルを築いてきました。
現在も続いているレッスンでは、その独創性や新しさ、そしてこだわりのない自由なスタイルが初心者からプロまで多くの受講生に好評を得ています。さらには花を通じた子どもの情操教育にも尽力。
ひとつの場所にとどまることのない姿勢と豊かで温かい人柄は、花を飛び越えて多くのひとの心に火をつけ続けています。
フルオーダーで請け負うギフト用アレンジ、ウェディング用装花などは、オーダーする方、贈る相手の心や好みをリサーチしたもの。一つひとつ異なります。
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